ゼンマイワークスの日常。

時計の修理やカスタム作業に関する日々の様子です。
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ネジ完了。

 

昨日よりは寒さが和らいだ様に思えます。

 

あれ?

昨日より厚着してるだけ?

 

明日は最高気温は今日以上で、最低気温は今日以下みたいですが。

寒いのヤダなー。

 

 

昨日作業を残していたネジ4本を仕上げます。

マジで面倒。

 

でもやる。

(意地なの?)

 

 

残したのは、ブルースチールのネジだったからなんです。

磨いてから焼かなくてはイケナイので、ちょっと気分的に重たくて・・・。

 

 

まずは、ネジの側面の酸化膜を削り飛ばします。

いや、磨くくらいですが。

 

 

こうしておかないと、一度青くなった部分は色が同じにならないんです。

 

 

手前の2本が色を剥がしたネジです。

 

 

ネジのアタマはいつも通りに鏡面仕上げです。

手間だなー。

 

 

ついでに、同じくブルースチールだったと思われる『機留め座』も仕上げます。

 

 

青焼き(ブルースチールに)するパーツの仕上げが終わりましたー。

 

 

それでは青焼きの準備です。

お手製の銅製のフライパンと真鍮の粉、アルコールランプが必要です。

パーツは十分に洗浄しておきましょう。

 

 

フライパンに適量の真鍮の粉を載せます。

パーツを直に載せても良いのですが、パーツは複雑な形状をしているので、均一に熱を入れたいので使っています。

 

 

大昔にスタッフから貰ったBICのライター。

クロコ柄ってところがポイントです(笑)

アルコールランプ専用に使っているので、長持ちしています。

 

 

さて、青焼きです。

要は熱で焼き入れして色が変わるだけの話しです。

 

銀色→藁色→紫→紺色→青→水色→銀色と色が変化します。

好みの色を通り越したら元には戻せませんので、その場合は磨くトコからやり直しですよ。

ひー。

 

写真を撮っている間に色が変わるんじゃないとヒヤヒヤしながらカメラを構えてマス。

ちなみにマニュアルフォーカスレンズなので、ヒヤヒヤの度合いも素晴らしい事になりマス。

(オートフォーカスレンズ使えよ)

 

 

機留め座が青くなりました。

真鍮の粉自体が熱くなっているので、好みの色になったら間髪入れずにフライパンから下ろしましょう。

 

この写真は、一度パーツを避難させて、真鍮が冷めてから再度載せました。

撮影しながらの作業は意外と手間が掛かっています。

これも全てはブログの為です。

しくしく。

 

 

ネジも焼いていきます。

 

 

さっきまで銀色だったパーツが、青焼きされましたー。

 

 

青焼き(ブルースチール)は表面を酸化膜で覆う事で防錆効果があるとも言われますが、まぁ気休め程度でしょう。

どちらかと言うと装飾的な意味合いの方が強いと思いますね。

 

鉄は『焼き入れ』(高温で熱する)と硬くなります。

でも、そのままだと脆くなるので、更に『焼き戻し』(低い温度で熱する)をして粘りを持たせます。

バネやゼンマイなんかは、その時に現れる色がブルーになるので、ソレはソレで美しいですね。

 

今回のネジなんかは、使う用途(場所)の区別の為に色を付けていると思います。

機留めとクロノグラフの受けの部分のネジでしたから。

 

ふぅ。

古い時計だと、オーバーホール(分解掃除)なんだかレストア(修復)なんだか、作業内容の区別が曖昧ですなー。

 

ソコはやっぱり青く焼いて区別を・・・

(何を?)

 

時計修理のご相談はゼンマイワークス

 

03−6262−3889

 

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| ZENMAIWORKS | comments(2) | -
青焼き、すごくキレイですね!
各パーツの色をあえて変えて、レインボースタイルとか見てみたいです♪
| orz | 2017/11/27 11:11 PM |

ありがとうございます。
写真だと上手く色合いが表現出来ないのが残念です・・・。
レインボー・・・(´・ω・ `)
| ゼンマイワークス | 2017/11/27 11:13 PM |










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