ゼンマイワークスの日常。

時計の修理やカスタム作業に関する日々の様子です。
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さよならパチ君。

 

もう水曜日なんですよ。

知ってました?

 

ヤバイっすね。

色々と。

(なにが?)

 

 

向かい風が凄すぎて、勝手にスリップストリームを利用中。

本当に速度が伸びますな。

(おい)

 

 

天気が良かったせいか、今朝はパーキングにもバイクが多かったです。

夏だから?

(違うゾ♪)

 

 

ま、さっき取りに行ったらコンナでしたが。

 

ポツーン。

地上に出たら、正面から体調15cm程度(シッポは除く)野良ネズミが走って来ました。

そして生け垣に突っ込んで行きました。

ネズミって真っ直ぐにしか走れないんでしょうか?

 

 

新しいiPhoneは無接点充電に対応していて便利です。

んが、会社の電話の親機に置いても充電はしません。

えぇ、当然ですね。

分かっています。

 

ふと違和感を感じて二度見しましたよ?

良く載ったな。

眠気って恐ろしい。

 

 

期間限定Tポイントとか言うのが失効間近だったので、ポイントでこんなスタンドを購入しました。

iPhoneに取り付ける三脚ですね。

 

 

こんなチャチい便利なBluetooth接続のリモコンも同梱されていました。

 

 

適当に巻き付けて、

 

 

撮った写真がこちらです。

今後頑張って貰いましょう。

うひひ。

 

さてさてー、パチ君の暴動が止まりません。

テロと言っても差し支えないレベルです。

一体、善良なワタクシが何をしたって言うのでしょう?

 

せっかく組んだのに、またバラバラに。

 

 

ベゼルが収まりきらずに、若干浮いていました。

風防がキツイのかと思いましたが、ケースに対してベゼルがキツイみたいです。

 

じゃあ、今迄どうしてたの?

ねぇ?

どうなの?

(詰問)

 

心の中では諦めて頂く方向で、お客様に報告しました。

 

『ケースとベゼルが干渉して奥まで入らないです』

 

『直して下さい』

 

しくしく。

 

 

ちょっと大胆にケースを削る事にしました。

どうせパチだし。

(こら)

いや、他に方法がないし。

 

 

削りました。

思ったよりもサクサク削れたのですが、本当にステンレスですよね?

 

 

結構削ったので、ベゼルが嵌る部分がキレイになりました。

 

 

押し込むとMODのベゼル並に

 

『バキンっ!』

 

と音を立てて収まります。

もう少し削っても良かったカモ。

 

つか、どんだけキツかったのさ?

ねぇ?

どうなの?

(詰問2)

 

 

ピッタリとケースに密着しています。

敢えて言わせて頂きましょう。

 

ズビシッ!

 

さて、まだまだテロは続きます。

もうね、軍隊が出動しても良い頃ですよ?

 

 

これまた奥まで入りきらないクラウンを、在庫の中古のクラウンに交換して収めます。

はいはい、おしまい、おしまい。

 

で、次は『クロノグラフがスタートしない現象』の解決に乗り出します。

 

 

ここで鉄片が登場。

厚みは0.5mmですので、恐らくはバネを作った時の端材でしょう。

 

ムーブメントがケースの中で横方向にズレる様です。

えぇ、サイズ的にガタガタなんで。

その為に、プッシャーがムーブメントのレバーを押し切れていない様子。

 

 

隙間に鉄板を押し込んどけばイイんじゃね?

 

ソレなら押されても動かないでしょ?

(どんどん雑になる)

 

でも、流石に好奇心より罪悪感が勝るのはどうかと。

(意味ワカラナイよ?)

つか、罪悪感とか言ってる割りには鉄片用意してたじゃん。

 

てへっ。

 

他に原因や解決策がないか考えます。

 

ぐー、ぐー。

 

すみません、寝不足です。

 

 

リセット側のプッシャー。

 

 

スタート&ストップ側のプッシャー。

 

あれっ?

 

奥まで押し込めないっ?!

 

 

リセット側。

 

 

スタート&ストップ側。

 

ね?

(ね?じゃない)

 

両方ともに分解してみると、上下でバラバラのプッシャーが使われている事実が発覚。

 

ぐー、ぐー。

 

 

ストロークが足りない事が原因だったので、ストロークを増やすべくプッシャー内部を加工します。

 

 

内側の奥や、手前側の奥(?)を削ってプッシャーのボタンが奥まで押し込める様に。

 

 

プッシャー内部に入っていたパーツを削りました。

ストロークを伸ばしただけで、機能などはスポイルしない様に配慮はしています。

 

無闇ヤタラに加工はしません。

 

たぶん。

 

きっと。

 

 

びよーん。

 

 

びよよーん。

 

あ、すみません。

 

 

ほらっ!

 

奥まで押し込めるようになりましたっ!

 

 

ね?

(はいはい)

 

 

その後で、最後に残ったリクエストだったフラッシュフィットのガタ付きを修正して完成ー!

 

マジで何なん?

どんだけ時間と手間が掛かるん?

すっかり憔悴しきっちゃったよ?

(ウソ)

 

とにかく、今度こそ完成です。

何度、分解と組立と加工を繰り返したのやら。

 

パチ君、怖ぇぇー。

 

ね?

(書きたかっただけ)

 

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03−6262−3889

 

まで、お気軽にお問合せ下さいませ。

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