ゼンマイワークスの日常。

時計の修理やカスタム作業に関する日々の様子です。
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総彫り。

 

どうも、台風に備えて早く逃走しようとしているハト先生です。

 

いや、ワタクシはハト先生とは別人です。

 

たぶん。

(自信なし?!)

 

 

今日も傘です。

 

出勤途中は大した雨では無かったのですが、細かい雨と前走車が巻上げる水しぶきで視界が悪かったですよ。

 

 

今日のランチ。

 

『レモンケーキドーナツ』

 

味は・・・ドーナツでした。

そもそも普段、ドーナツって食べないですが。

 

台風13号、別名サンサンの影響でスタッフは早めに退社です。

これから朝方にかけて本格的に暴風雨になりそうなので、本当に早く帰ります。

 

そんな大荒れの日ですが、先日の某P社に引き続き、今回は某R社に施された『Tebori』さんの作品の紹介です。

 

 

今回はグリーンガラスが特徴的なミルガ○スがベースです。

 

元々がボリュームがあるモデルですが、更にド迫力な時計に生まれ変わりました。

 

 

ブレスレットやバックルにも全面に彫金をして頂きました。

 

ブランドのマークの周囲もギリギリまで攻められています。

ここまで攻めているのに、デザイン的に彫金した部分もマークも互いに共存されている事に驚きます。

 

 

ベゼル面積が大きいモデルですので、彫金が映えますね。

 

どの角度から見ても隙がないですなー。

 

 

ケースやブレスレットの輪郭には細かなミルがビッシリと打たれています。

全て手作業なので、本当に依頼する度に申し訳なくなって来ます・・・。

 

 

全てを唐草模様で統一。

唐草模様は本当に万能ですねー。

 

 

裏蓋も一面に彫金されています。

 

腕に装着していると見えない部分ではありますが、所有欲が満たされると思います。

 

 

お客様の最初からの御希望通りに総彫りとなりました。

 

彫金するとメーカーでのメンテナンスが受けられなくなる事や、手放す時のリセールバリューに影響がある為に、ワタクシ自身は積極的にお勧めした事はございません。

 

マジで。

 

常にエキセントリックな事をしたり、勧めたりしそうに思われるかもしれませんが。

(何でだろう?)

 

ご相談を受けた時にはリスクについての説明もさせて頂いています。

刺青などと同じで元には戻せませんからね。

 

それでも依頼して下さる方が絶えません。

『Tebori』さんも、ここまで彫金依頼が続くとは思っていなかったそうです(笑)

そりゃそうですよねー。

 

個人的には『Tebori』さんの作品を将来に残せる事は凄く嬉しいです。

 

お時計をお預かりしたら外装を分解して、彫金する部分を全てをヘアライン仕上げにしてから『Tebori』さんに彫って頂いています。

 

艶を消したヘアラインの表面をタガネで彫って頂くわけですが、『Tebori』さんは和彫りの職人さんですので、タガネが金属を切りながら通った跡が光沢を帯びて輝きます。

 

刃物が金属を切った跡が光るって、実は凄い事なんです。

しかもステンレスですから。

 

また、洋彫りと比べると和彫りは格段に彫りが深いです。

ですので、墨入れをしなくてもハッキリとコントラストが出ます。

むしろ全面にダイヤモンドを埋めた時計と勘違いされる位に主張してきますね。

 

またその彫金の深さから、通常使用において模様が薄くなったり消えたりする事は無いです。

むしろ表面のヘアラインが摩擦で光ってくる事がある程度ですが、ヘアラインを復活させる事は簡単です。

墨入れをしていないので、超音波洗浄だってできます。

 

海外の彫金するブランドや会社と違う点は『和彫りであること』。

これに尽きると思います。

 

本当に『Tebori』さんと出会えて良かったです。

でなきゃ、こんなワガママなんて聞いてくれる職人さんなんていませんよ?

最初は散々断られたのに、食い下がって良かったです(笑)

 

スッポンかよ。

 

時計修理のご相談はゼンマイワークス

 

03−6262−3889

(おっさんムニムニ、さぁ!早く!)

 

まで、お気軽にどうぞ。

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