ゼンマイワークスの日常。

時計の修理やカスタム作業に関する日々の様子です。
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歯車修正。

 

久し振りの晴れでした。

 

つまり暑かったワケですが。

 

うげぇ。

 

暦の上ではもう秋ですか?

 

 

先週の土曜日以来のゼンマイモトです。

 

今日は何だか京葉道路も首都高も渋滞していました。

 

なんで?

 

 

いつもの八重洲のエルニドに複数のハト。

 

あ。

 

教えて貰って知ったのですが、本日8月10日は『ハトの日』だそうです!

『8=ハ』『10=ト』って事らしいので、随分と適当ですな。

 

祝日にはならないのでしょうか?

 

さて、先程まで昨日始めたバルジューをモクモクと作業しておりました。

 

 

この歯車は4番車ですが、上側の軸が曲がっています。

 

曲げると折りそうなんで修正とかしたくないです。

 

修正しますが。

(おい)

 

 

旋盤に取り付けて回転させながら曲りを確認します。

 

この状態で、ある程度の曲りを修正しておいて、

 

 

その後でガイド代わりの真鍮の針金との隙間を確認しながら、更に細かく修正していきました。

 

 

画像の中心部分に飛び出しているのが修正した軸です。

 

 

この軸にクロノグラフを駆動させる出車が付きます。

 

軸が曲がっていると、当然ながら回転が偏芯しちゃいます。

 

 

この様に噛み合いながら回っていますので、偏芯して回転すると隣の歯車との噛み合いが深くなったり浅くなったりと、止まりの原因になりますよね。

 

それに上下方向にも振れが出ますので、歯車の厚み以上に振れていると噛み合いが外れます。

 

修正したのは4番車ですので、1分間で1回転します。

つまり1分毎に危険が迫って来るんですよ。

 

くわばら、くわばら。

 

因みに修正中に折る可能性を考え、事前に海外も含めてパーツを探しておきました。

 

見付かりませんでした。

 

くわばら、くわばら。

 

 

おっと、ここで本日の朝食+昼食+夕食のラーメンでございます。

 

本日は豪勢に玉子を味玉に変更いたしました。

 

ブルジョアだな。

 

『深夜の部』はネジ磨きですよ。

 

 

エトネジをトリポッドで仕上げますが、予め表面にマッキーを塗って砥石との当たり具合を確認しています。

 

 

軽く研いでみて、ネジの表面に均一に砥石が当たる様にトリポッドの高さを調整します。

 

 

均一に当たる様になったら磨きます。

 

 

ワタクシはトリポッドの脚と亜鉛ブロックが接触する場所にグリスを塗っています。

 

脚が引っ掛かると磨きにくいし、イラっとしますからね。

 

 

磨けました。

 

今回のバルジューではエトネジだけ、トリポッドを使いました。

 

 

これはクロノグラフ部分のネジなのですが、かなり痛んでいます。

 

小さい種類のネジなので、ちゃんとした状態にしておかないとシッカリと締め込む事ができません。

 

 

ドライバーが入る溝を深く削り直してから表面を仕上げました。

 

そして、なんと。

 

全てのネジを磨き終わりました。

 

 

洗浄も終わりましたので、次回から組み立てに入れます。

 

いやぁ、集中してネジを磨きましたよ。

 

吐き気がしそうな位。

 

Valjoux 726は72や23と比べると若干の簡素化が図られているみたいですね。

パッと見は変わらないのですが、細かく見ると分解できないパーツとか目立ちました。

 

あぁ、自分の作業も簡素化したい・・・。

 

ま、ハトの日だしイイか。

 

いや、もう過ぎていますね。

 

しくしく。

 

時計修理のご相談はゼンマイワークス

 

おっさんムニムニ、さぁ!早く!

(03−6262−3889)

 

まで、お気軽にお問合せ下さい。

 

あ、特にお盆休みとか無いです。

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