ゼンマイワークスの日常。

時計の修理やカスタム作業に関する日々の様子です。
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天芯交換。

 

なんですか?

 

この寒さは。

 

あ、社内は相変わらずクーラーが入っています。

しかも23°設定ですよ?

 

夏を忘れたくないのでしょうか?

 

 

首都高の流れが急に悪くなったと思っていたら、パトカーいました。

 

ハトカーではありません。

(分かると思うよ?)

 

良く見ると千葉県警でした。

って事は、恐らくは警邏中ではないので、スピードを落とす必要は無かったのでは?

 

いやいやいやいや、万が一って事もありますからね。

 

 

ハトいました。

 

 

ハト来ました。

 

あ、ブローチです。

お客様がお土産に下さいました。

 

以前、このブログのコメントで『妄想工作所』さんを紹介して下さった方がいらっしゃいまして、そのWebサイトを見たお客様が、妄想工作所さんの展示会に出掛けた際に購入して下さったそうです。

 

ありがとうございました。

 

白衣に着ける?

 

 

本日は『さつまいものクイニーアマン(安納芋あん)』でございました。

 

これがパンの部類で、食事となるのかは存じ上げませんが、左上に『CAFE & SWEETS』と書いてある事には気が付かなかった事にしましょう。

そうしましょう。

うんうん。

 

 

昨日だったか、海外の方がワタクシのInstagramをリグラム(リポスト)して、ご紹介して下さいました。

 

英語なので良くわかりませんが、要約すると、

 

『東京の時計師が、中国製のショボイ旋盤でなんか色々と作ったり直したりしとるから、見てみ?』

(要約し過ぎ?)

 

なんか褒められたっぽいので、嬉しいです。

 

つか、VECTORの旋盤って中国製だったのね。
ドイツ製かと思っていました。

 

さ、死体をどうにかしましょうかね。

 

死体を。

(物騒だな)

 

 

死体なのでホルマリン漬けに・・・。

 

いや、接着剤がたっぷりと使われていましたので、剥離剤の中で溶かします。

 

 

接着剤も取れたので、ヒゲゼンマイの修正から始めました。

 

どうせ最後にも修正はするのですが、大まかに作業しておかないと、あとが大変ですから。

 

 

ヒゲゼンマイ単体で、テンプ受けに付けてセンターを確認しながら修正します。

 

テンプに接着されていたら出来ない作業ですね。

あはははは。

 

 

ヒゲ持ちが純正なのか、それとも作られた物なのか分かりませんが、取り敢えずヘンな状態なので修正します。

あ、削っていました。

 

まともにテンプ受けに付かないって言うね・・・。

 

 

スムーズに装着できる様になりましたー。

 

 

何故か頼んでもいないのに、オーナーから新品の天芯を受け取っていましたので、天芯交換をしますね。

 

もしかして、予知してた?

 

 

最近は天芯単体を供給するメーカーが減っているみたいですね。

 

つまり、天芯が折れたりしたらテンプ一式での交換です。

 

当然、お客様にとっては修理代が高額になるデメリットがありますが、個人的には天芯交換を経験しない時計師が増える事の方が気になります・・・。

 

街の時計師とスキルが逆転する現象が起きそうな気がしますな。

 

 

天芯をカシメたら、必ず本当にカシまっているか確認します。

ワタクシは四つ割り(ピンバイス)で天芯を掴んで回して見ます。

 

カシメる音だけが派手で、確認すると天芯がクルクルと回ってしまう人って意外と多いですよ?

 

 

天芯をカシメたら、テンプ(テン輪)の振れを取ります。

 

これは地味な作業ですが、この時点で振れを取っておかないと、ムーブメントに組んで動かした時にテンプがフワフワと上下動する情けない姿を晒すことになります。

 

テンプの振れがないのに、フワフワと上下に動いていたら天芯の曲りが疑われます。

いや、確実に曲がっていますよね・・・。

 

 

振れ取りも終わりました。

 

結構大胆にテン輪を歪ませて調整する必要があったので、天芯を折るかと思いましたよ。

いや、この作業で折った事はありませんが。

 

たぶん。

 

 

振りツバを付けますが、この振りツバは以前の天芯に合わせて、穴を詰めた痕跡が見られました。

 

新しい天芯には、きつくて入らないよー。

 

そもそも、純正品なのだろうか?

 

 

振りツバの穴をリーマーで削り拡げて天芯に合わせます。

 

簡単に削れてしまうので、削りすぎに注意ですよ。

 

 

穴を調整したら、天芯に圧入します。

 

 

次は、テンプの重量バランスを取ります。

 

いわゆる『姿勢差』に大きく影響しますからねー。

 

 

作業中はエアコンの風などで影響を受けない様に、カバーを掛けて行います。

 

テン輪の重い部分が下側になるので、全体が均一の重さになる=特定の位置で止まらない様にします。

 

極端に軽い部分には『チラ座』を足しますし、微妙な場合にはチラネジを削っていきます。

 

チラネジの無いスムーステンプの場合には、足す事はできませんので削るのみです。

裏側だったり側面を、極細のドリルで削ったりします。

 

 

バランスが取れました。

 

これは『静的バランス』と呼んで、とりあえずテンプ自体の重量バランスを取った状態です。

 

実際にムーブメントに組んだ時には、もっと多くの原因によってバランスが狂います。

その状態から再度調整をする事を『動的バランスを取る』と言いますね。

 

 

ヒゲゼンマイを取り付けて、テンプとしては完成しました。

 

この後で洗浄して、今夜は終了ですー。

 

次回はムーブメントに取り付けて、各部のチェックと調整ですな。

 

はー、眠い。

 

つか、もう金曜日なのっ?!

 

時計修理の御用命はゼンマイワークス

 

おっさんムニムニ、さぁ!早く!

(03−6262−3889)

 

まで、ご連絡をお待ちしておりますー。

| ZENMAIWORKS | comments(2) | -
目がハトメですねー
| トーシロキャビモドキ | 2018/11/16 7:50 AM |

ハトメです・・・。
| ゼンマイワークス | 2018/11/16 11:57 AM |










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