2018.11.16 Friday
テンプ周り修正。
もう金曜日でした。
いや、今週はソコソコ長かったです。 日々眠すぎて。 (知らん)
昨日の夜と言うか、今朝方は寒かったデス。 自宅に帰って気温を確認したら6.5℃とか・・。
凍るよ? (凍らない)
このクルマを遠目に見た時に、
『スキンヘッドの人が2人乗ってるー!』
そう思って近付いたら、単にシートの色がブラウンでした。
マギラワシイな。
パトロールカー。
ハトロールカー。
ハト。
ハト先生。
すみません。 すみません。
金曜日だし・・・ね? (なに?)
例の口の周りがチョコレートになるコロネです。
本当、飲んでる最中にお客様とか来たら困るタイプです。
さて、今日は静かな一日でした。
来客ゼロ。
ウチ、大丈夫でしょうか? (訊いちゃう?)
ですので、割りと早い時間から作業に入れました。
やる事はタクサンありますので、むしろ好都合ですよ。
強がりなんかじゃ無いんだからねっ! (気持ち悪いゾ?)
写真じゃ分かり難いので、青丸で囲ってみましたが、大して変わらない事実に驚きを隠せません。
あ、ヒゲピン(ヒゲ棒)ですね。
この2本の棒の間隔を調整します。
2本に見えないかも知れませんが、ソコは『本当だ。2本ダネ?』とオトナの余裕を見せて下さい。
以前も書きましたが、このピンの間にヒゲゼンマイが通ります。
緩急針の仕組みを書き出すと長くなるので割愛しますが、狭い方が都合イイんですよ。
あ、ザックリし過ぎですかね?
目の前でならボディランゲージで、サクッと説明できるのですが・・・。
あれ?緩急針の説明ってボディランゲージで説明するモノ?
ピン同士の間隔の目安は、平ヒゲならヒゲゼンマイの厚み×3枚分で、今回のムーブメントの様に巻上げヒゲ(ブレゲヒゲ)ならヒゲゼンマイの厚み×2枚分です。
いずれにしても、ホンの少しの間隔にヒゲゼンマイを通しています。
更にザックリ?
色々な部分の調整をするので、テンプを何度も何度も脱着するハメになります。
そのうち、外しているんだか、付けているんだか分からなくなりますよ。
いや、流石に冗談ですよ?
合わない謎の天芯用に調整されていたせいなのか?青矢印の部分が持ち上がって受けの裏に触りそうです。
触ると雑音が出て精度を測れませんし、そもそも精度が狂います。
ですので、調整が必要ですね。
ヒゲゼンマイを調整している風の写真です。
独りで撮影とモデルをやるのはツライです・・・。
この様に先端が非常に細く鋭いピンセットを2本使って、ヒゲゼンマイを曲げて調整していきます。
この時のコツとしては、
カニになった気持ちになる事です。
ウソですよ?
なんとなく、カニの食事中の姿ってイメージできますか? それに似ていません?
実際、スタッフに『昨夜はカニになっていたんですか?』と使われる程にポピュラーです。
あれ?ウチだけ?
うえぇぇぇ。
問題の場所の高さが変わりました。 これで干渉する事はナイでしょう。
あと、そもそも天芯の長さ?高さ?が全く違いましたので、『縦アガキ(遊び)』の調整をします。
このムーブメントの場合は、テンプ受けの高さを強引に変えますので、上の写真ではグイグイと持ち上げています。
グイグイと。
これが、その為の専用工具なのですが、左側が加工して使用している工具で、右側は未加工の工具です。
縦アガキを増やすには、この工具で受けを持ち上げますが、逆に減らすにはテンプを外した受けを地板に固定して、上からグイグイ押します。
グイグイと。
いずれにしてもグイグイされちゃうんですな。
一通りの調整をしましたので、とりあえず1発目の測定です。
ふんふん、思ったよりイケてますな。
ここから、通常通りの調整に入ります。
なんか、段々と書くのが面倒になって来ました(笑) (こら)
金曜日だし・・・ね?
説明を端折ってコンナ感じにナリマシタ。
ロービートなので姿勢変化後に精度が安定するまで時間が掛かりますが、それほど酷い事にはなりませんでした。
調整も一応終わった風味(?)ですので、ジャカジャカと先に進めますよ。 (ジャカジャカ?)
珍しくヤル気になっていますよ?
あ、珍しく無いです。 いつもヤル気に満ち溢れています。
なんだろう?
ココロが痛いな。
関係ありませんが、IWCの地板に入っている刻印がカッコ良いデスネ。
本当に関係ない事でした。
ダイアルを・・・パイルダーオン! (ミンナ分からないってば)
ダイアルの足は通常2本なのに、このダイアルって3本あるんですよ。
なんか、お得ですね? (なの?)
針も付けました。
例の『パープルスチール』です。
あ、そんな言葉があるかどうかも知りません。
良く見るとグラデーションになっちゃっていますが、良く見なきゃバレません。 (書いちゃってるケドな)
ケーシング。
あ、写真では機止めネジを忘れていました。 あはははは。
調整後の緩急針の位置ですが、残念ながらド真ん中にはなりませんでしたー。
ピカピカなので許して下さい。
風防越しに見ると、針の美しさが出ませんでした。
黒っぽく見えちゃうカモしれません。
まぁ、角度によってはパープルに見えますね。
ハト先生、お疲れ様でした!
あ、そんな設定でしたっけ? (おい)
ベンチの上がスッキリしました。
ハトカーの存在は気にしないで下さい。
ちょっとだけ作業するつもりだったのに、想像以上に時間が掛かってしまいました。 ひー。
後の実測テストはスタッフに任せましょう!
ささ、もう帰りますよー。
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おっさんムニムニ、さぁ!早く! (03−6262−3889)
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まだ周知されていない様ですが、土日は定休日です。 あと、非通知での電話は繋がらない様になっておりますので、お気を付け下さいませ!
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