ゼンマイワークスの日常。

時計の修理やカスタム作業に関する日々の様子です。
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小直し。

 

さ、帰ります。

 

いや、ブログ書きます。

 

ヤル気はあるんですよ?

 

誰かがヤル気スイッチを押してくれさえすれば。

(ヤル気スイッチって古いな)

 

 

晴れていましたー。

 

先日導入したヒーター内蔵ジャケットですが、いつもよりは薄着だったのに、出勤時には暑い位でしたよ。

 

これは夜にも効果が期待できますね?

 

いや、できますかね?

 

 

ハトだと思って近付いたらグローブでした。

 

ワナ?

 

ワナなの?

(ワナではナイ)

 

 

今日のドリンクは『コーヒーサンドケーキ』でございます。

 

コーヒーと書いてあるので、間違い無く飲み物ですね。

 

 

一口目で『あれ?お酒使ってる?』と思ったら、こういう事か。

 

ビックリした。

 

さて、帰りますか。

 

いや違いました。

 

本日は昨日の予告通りに部分修理でございます。

 

 

リセット側のプッシャーが無いです。

 

気合いで押せないことも無さそうですが、きっと指先が痛くなります。

 

あと、舌打ちします。

 

 

お客様から支給された純正のプッシャーに交換します。

 

いつも思うのですが、プッシャーって組む時に一度分解する必要があるんですよ。

 

なのになんでアッセンブリーになっているんでしょうかね?

 

無駄じゃないですか?

 

嫌がらせ?

 

ワナ?

 

ワナなの?

(ワナではナイ)

 

 

文句はコレ位にしておいて、分解してから取り付けますよ。

 

表側のプッシャーを指で押すと、ケースの内側ではネジが飛び出して来て、ムーブメントのレバーを押す仕組みとなっております。

 

砂抜きのために水に入れられたアサリがビヨーンって伸びるじゃないですか、あんな感じです。

 

ウソです。

 

全然違いました。

 

 

新品のプッシャーでは内側のネジが長めになっています。

 

そのままでは干渉するので、ムーブメントとの隙間を見ながら、長さ調整が必要となります。

 

ヤスリで削っても全然良いのですが、キレイに仕上げたかったので旋盤で削りました。

 

 

ネジの表面を削りますので、当然ながらドライバーの入るスロットが浅くなってしまいます。

 

少し削って溝を深くしておきますねー。

 

ゴーリ、ゴーリ。

 

 

あ、どうせネジのアタマはレバーに当たるので、磨いたりしませんよ?

 

これはバリ取り+平面を出しているところです。

 

 

プッシャーが交換されました。

 

これで舌打ちしなくても平気になりましたね。

 

 

お次は針交換です。

 

今回支給された針は2本ですが、針の脱着に邪魔となる針を外す必要があります・・・・。

 

ぐは。

 

 

ズビシッ!

 

端折りましたが、縦方向にも横方向にも曲がっていたクロノグラフのセンター針を修正してから取り付けました。

 

 

これで、御希望されていた作業が完了です。

 

年内にお返しできそうでヨカッタです。

 

さて、寝ますか。

 

その前に帰りますか。

 

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