2019.02.19 Tuesday
気のせい。
きゃ曜日でした。
きゃ曜日。
天気予報通りに雨が降っていました。
いや、予報より早くね?
何ならゼンマイモトを出そうかとも思っていましたが、シャッターの外は雨が降っていました。
ぐはぁ。
ヤサグレるハト男。
キレイなハトいました。
両手でソッと包み込む様に持ち上げたくなりますよね?
なりませんか。
この『紅玉とふじの贅沢仕立て まるでリンゴ』ですが、シルエットもリンゴっぽくなっていたのですね。
で?パンなの?リンゴなの?
本日は来客が無かった様に記憶しております。
来たのはクロネコヤマトの集荷のみ。
あれ?ウチ平気かな?
おかげでBBの作業が捗りますよ。
静岡県の某松野時計店のブログでもバブルバックの事をBBと書いていますね。
どうも、平和の象徴ハトの化身です。 (不幸の手紙送るよ?)
BBは中胴にあたる外周にネジが切られた筒があって、ムーブメントはソコに固定されますよ。
で、ケースを裏表から挟み込む様に、ベゼル(ネジ)と裏蓋(ネジ)で締め付けるんですよね。
あ、知っていましたか。
随分前にも書いてましたね。
歳を取ると同じ事を何度も言うんですよ。
オートマ部分があると歩度調整(時間調整)が出来ないので、ベース部分だけをケースに収めました。
自動巻のユニットは、こんな感じです。
受け(?)がゴツイですよね。
ムーブメント全体を覆います。
イチゴのショートケーキだとすると、巨大なイチゴでケーキが見えない状態だと思って頂けると理解しやすいかと。
ユニットだけを別に組んで行きます。
組んでいる途中で自動巻のコハゼがポロポロと落ちるので、イラッとします。
イラッと。
更に受け(?)蓋(?)を被せると、中がスッカリと隠れて見えなくなります。
ですので、BBは時計の裏蓋を開けた程度では内部の状態が確認できなんですよねー。
イチゴが邪魔で、クリームが見えないんですよ。
引っ繰り返して、裏側にも注油します。
これにローターを付けると!
自動巻の模型が出来上がり! (遊んでるの?)
あれ?
歩度調整の時に邪魔になるのは分かっているのですが、組んじゃいました。
別に置いておくと失くしそうなんで。
あ、ウソですよ?
ローターも付けて、自動巻の巻上げのテストも一緒にやろうと思います。
本当に裏蓋を開けた状態では、何もミエナイ&ワカラナイ時計ですよね。
ネジも磨いた甲斐がナイデス。
とりあえず、テストに入れます。
よしよし。
いや、お客様が来なかったから出来たワケで、複雑な気持ちですが。
で、お客様がいらっしゃらないと、次に進んだりもします。
GPこと、ジラール・ペルゴーです。
ペルゴー。
いや、ジラール・ペルゴ。
マタ、クロノグラフデスネ。
うぺぇ。
キミもバルバルバルジューか。
Valjoux 236?
色々と気になる部分がある個体デス。
中枠とケースの間に詰め物がしてあって、ムーブメントが取り出せません。
ナニコレ?
鼻○ソ? (汚いゾ)
そもそも、ムーブメントと中枠を固定するネジや座も付いていませんでしたが、きっと気のせいでしょう。
針を外します。
クロノグラフのセンター針を外すのは毎回ドキドキですよ。
前回のスピマスのハカマがトラウマになって・・・。
あ、スピマスもやらないと。 (急に思い出す)
ダイアルの足が1本ありませんでした。
両面テープで固定されていたのは気のせいでしょう。
曲がった積算計のハカマが・・・鼻○ソ?
一体、何がどうなって現状になったのかナゾが深まる・・・気のせいですね。
うんうん。
リセットハンマーのリターンスプリングを掛ける位置が反対になっていたのも、気のせいでしょう。
逆に作用しちゃうので、ちょっと面白い挙動になっていました。
気のせいですが。
積算計のランナーが・・・いや、目の錯覚なだけで気のせいでしょう。
これは、そのランナーの縦方向の遊び(縦アガキ)を調整しているところです。
あまりにもガッタガタだったので。
もしかすると、気のせいだったかもしれませんね。
ヒゲゼンマイがグチャグチャでしたが、何もかもが気のせいですよ。
そりゃ、トンデモなく進むでしょうね。
でも、ソレも気のせいかもしれませんよ?
一応、修正しておきました。
気のせいですが。
この様に気になる部分は多少あったモノの、きっと全て気のせいデスネ。
気のせい、気のせい。
黙っていれば大丈夫。 (おい)
作業が捗ったのは、お客様がゼロだったから・・・。
いやいや、ソレも気のせいって事になりませんか?
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