ゼンマイワークスの日常。

時計の修理やカスタム作業に関する日々の様子です。
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調整開始。

 

うーん、早く帰って寝たい。

 

あ、心の声がダダ漏れになっていました。

 

うひ。

 

 

白バイがスタンバっていました。

 

なんで、こんな所で?!

 

 

あまり天気が良く無いので、この気温でも少し寒かったです。

 

明日は31℃とかって予報ですがー。

 

 

お食事中のハト。

 

 

別にメロンが好きなワケではないのですが、初めて見るサイダーがあったので。

 

 

別にメロンが好きなワケではないのですが、義務なので。

 

義務?!

 

毎週、月・水のメインの仕事は事務処理なんですよ。

 

ゴミの日ではございません。

 

なので、ソレらをやっつけた深夜過ぎに作業を始めます。

 

 

昨日、バリによって洗い直しになったので、その組立からですなー。

 

 

昨夜と同じところまでは戻りました。

 

 

出車を圧入しますよー。

 

 

出車の高さを合わせて、上下の振れを修正します。

 

ホゾの修正をしてあったので、かなり楽な作業でした。

 

本当なら、昨夜のうちにココ迄は終わっていたハズなのにぃ。

 

 

以前から気になっていたファミマのアイスココアです。

 

初めて購入しましたが、全然美味しそうに見えない。

 

ちょっと警戒するレベル。

 

上にウサギのフ○みたいなのが乗ってるし。

(こら)

 

で、良くかき混ぜて飲んだら美味しかったです。

 

 

アイスココアも飲み終わったので、調整に入ります。

 

いや、ココアは関係ナイですが。

 

 

うん、一発目の測定では全然驚かないし、良い部類ですなー。

 

この画面で説明すると、下の段の左から2番目の『18000』は1時間の振動数ですね、1秒間に5回振幅しているので『ロービート』と呼ばれるタイプです。

 

その右側の『02』は2秒ごとに測定しているって事で、更に右側の『52』は拘束角です。

拘束角はキャリバー(ムーブメントの型式)によって設定値が違います。

 

この下の段は、キャリバーや測定内容に合わせて設定しながら使います。

 

上の段は測定結果で、左端の『+16s/d』は日差で、真ん中の『261°』がテンプの振り角です。

右側の『1.0ms』はビートエラー(アウトビート)で、テンプが左右に回転した時の、左右の距離の差です。

 

右肩上がりのグラフの線みたいなのは、進み遅れを可視化した線です。

 

右肩上がりであれば『進み』で、右肩下がりだと『遅れ』ですね。

 

その線の状態で、歯車の不具合やゴミなんかのトラブルも想像できます。

 

あと、その線は2本が平行した線となっているのですが、その間隔が広いとビートエラーが大きく、1本の線になるとビートエラーが少ない事を表しています。

 

ビートエラーはテンプの回転の左右差と書きましたが、柱時計だと振り子が左右に振る距離の差になります。

柱時計の場合にはビートエラーが多いと止まってしまう事があるんです。

 

ですので、腕時計でもビートエラーは少ない方がイイと思います。

 

 

一般的には、ガンギ→アンクル→テンプの中心が一直線に揃った状態がビートエラーがない状態です。

 

 

今回のバルバルバルジューを見てみると、アンクルが若干ですが右側に寄っているんですね。

 

あ、矢印の先の隙間の量が違うのが目視でも分かりますね。

 

 

テンプの下側には『振りツバ』が付いていて、その振りツバに『振り石』と呼ばれるルビーの棒が立っています。

 

この振り石とアンクルが噛み合っているので、振り石の位置が左右に片寄っていると、アンクルのセンターがズレて左右の差になってしまうんです。

 

 

この振り石の位置を調整するのですが、テンプを固定している位置を動かす事で行います。

 

もっとも簡単なのは『可動式のヒゲ持ち』です。

これは本当に簡単に調整ができるので、相当に楽ができます。

 

しかーし、非常に残念な事にワタクシが担当させて頂いている類のムーブメントですと、そんなステキな近代的で便利な機構は付いていない事が殆どですよ。

 

しくしく。

 

 

『ヒゲ持ち』の位置を動かせないので、ヒゲゼンマイをテンプに固定している『ヒゲ玉』を回す事で調整します。

 

写真ではアンクルが右側に寄っていたので、テンプが少しだけ左に来るようにヒゲ玉を僅かに反時計回りに回します。

 

目で見て確認できるほど回したら回しすぎですので、指先の感覚だけが頼りですよ。

 

 

先程のビートエラー『1.0ms』が『0.0ms』になりました。

 

これで、全てが一直線になったワケですね。

 

ま、『0.0ms』じゃなくても全然大丈夫なんですが、少しでもロスになる事は排除したいので。

 

ついでに進み遅れの調整をして、上記の画像では20秒間の測定の平均値で日差が0秒って事です。

 

後はクロノグラフを組み終えてから再調整して、最後に実測でテストしながら調整していきます。

 

 

次回はクロノグラフを組みますぅ。

 

 

おっと、鳥が鳴き出す時間になって来たので帰りましょう。

 

時計修理のご用命はゼンマイワークス

 

おっさん - ムニムニ - さぁ早く!
(03−6262−3889)

 

まで、ご連絡下さいませ。

| ZENMAIWORKS | comments(4) | -
ビートエラーって姿勢によっても変わりますよね。
どの姿勢を基準にしてますか?
あと、拘束角がわからないときに調べ方はあるのでしょうか?
てか調べられるのでしょうか?
| トーシロキャビモドキ | 2019/06/06 10:39 AM |

姿勢で差が出ますね。
それ程大きくはありませんが・・・。
拘束角は自分で測るのは不可能かと(笑)
ネットに落ちてる情報を漁る事しかしてません(笑)
| ゼンマイワークス | 2019/06/06 12:04 PM |

今日の日記は良かったです。
ウサギのウ◯チの所が(違っ)。

ビブロとムーブ画像を組み合わせた説明が分かりやすくて面白かったです(^^)
| とーへー | 2019/06/06 1:31 PM |

ビブロって・・・古っ!
| ゼンマイワークス | 2019/06/06 1:32 PM |










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