2019.06.11 Tuesday
オシドリ加工。
何だかハッキリしない天気でしたなぁ。
いや、雨が降らないに越したことはないのですが。
つか、雨が降りそうなので早々に帰って来て、既に家にいますが。
全ては天候が最優先。 (こら)
土曜日に引き取ってから、初のゼンマイモトでの出勤です!
うわーい!
普通に『肌寒い』=バイクだと『かなり寒い』ので、久しぶりにブルーのライダースを着込みました。
おっと、同じく白いバイクにブルーのウェアを着た人が。
いや、ワタクシは問題無く横をスルーですよ。
久しぶりのキツネ。
先日の修理の時に、先を見越して”気温高め”を想定してキャブセッティングして頂いたので、今日みたいに気温が低い時は全く飛ばしません。 いや、飛ばせません。
アクセルを握る右手首が、ワタクシの意志を無視して勝手にクルッと回ってしまいそうになるのを、どうにか無理矢理に歯を食いしばりながら、グッと我慢するのは正直ストレスが溜まりまくりですが、こんな事でエンジン壊したく無いんで。
あ、いつも飛ばしてません。 (白々しい?)
それでも、やっぱりゼンマイモトは楽しいです。
全てのバイク乗りに、一度でイイからガチャガチャ(ギヤ付き)のベスパに乗ってみて貰いたいです。
『こんな乗り物があるんだ(笑)』
そう、思って貰える気がします。
つか、コレを知らずにバイク人生を終えるのは勿体ナイ!
ゼンマイモトをパーキングに置いたら、会社に到着するまでハトを探してキョロキョロ。
おっと、街灯の上でハトを見付けました。
今日はファミマで山積みになっていたメロムパンです。
今の時期はメロムパン推しなんでしょうか?
仕方ないので、そのウェーブに乗ってあげましょう。
うんうん。
昨日、バネを弄っていたオメガー。
の、オシドリです。
もっと広い視野で捉えないと完全に解決しないと思い、オシドリを加工して物理的に巻芯抜けを防ごうかと。
巻芯の溝に引っ掛けているボッチをレーザー溶接で盛りました。
いや丁度、加工作業をしていた外装担当スタッフに盛って貰いました。
あはははは。
先端を盛ったオシドリと、ノーマルのオシドリですー。
スチールにスチールを盛れるのですから、良い時代ですな。
勿論、このままでは使えませんので、盛った部分を整形します。
ゴリゴリ。 ガリガリ。
大まかに整形しました。
ノーマルのボッチは、全体で0.48mm程度の高さですが、一体ドコまで高くても使えるのかは分かりません。
結局は、少しずつ削る→組む→試すを繰り返すしかありません。
ひー。
現状ではノーマルよりも0.1mm高い状態になりました。
コレでも高過ぎる感もあって、常に巻芯を圧迫していますが、取り敢えずは最大限の高さで様子を見てみようかと。
それと、写真中央部のアームに傷が付いているのが気になります。
上に被さる板の先端が当たっていて、このアームの動きの渋さを生み出しちゃっていますね。
これだと、作るバネを弱くしちゃうと自然にアームが戻らなくなっちゃいます。
あ、渋いって言ってもワタクシの事じゃないですよ?
ぐへへへ。
すみません。 すみません。
どうせ『チャラい』と言われる事はあっても、『シブい』と言われた事なんてありませんよ。
アームにガタ付きが出ない程度に角を落として、磨きます。
この作業も結構微妙な感じです。
単体では良さそうなのに、ネジを強く締め付けるとアームを押さえ込んじゃって動きを阻害します。 その辺りを絶妙な感じに仕上げたいトコロですな。
ココをクリアしないと、折角加工したバネの使い途が無いんで。
あはははは。
明日は来客が集中しているので、ドコまでできるかワカリマセンが、早くご依頼者に良い結果を報告したいデス。
で?
明日の天候は?
時計修理のご用命はゼンマイワークス
おっさん - ムニムニ - さぁ早く! (03−6262−3889)
まで、ご電話下さいませー。
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