ゼンマイワークスの日常。

時計の修理やカスタム作業に関する日々の様子です。
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お気に入りの工具。

 

どうも。

 

あ、こんばんは(?)

 

もしくは、おはようございます(?)

 

 

『ひー、カーブの途中でブレーキ踏むの止めてー!』

 

と、心の中で叫んだ瞬間です。

 

その後で、ダンプカーが右にウィンカーを出しながら迫って来て

 

『ひー、押し潰さないでー!』

 

と、更に心の中で叫びました。

 

 

八重洲のエルニドで寛ぐハト。

 

 

そろそろ、千葉県民成分の摂取をしないと、禁断症状と共に震えが止まらなくなります。

 

いや、そんな症状は出ませんが。

 

つか、手が震えたら絶対に仕事に影響が出ますな。

 

 

お客様から頂いた『Coolish』です。

 

何故にクーリッシュだったのかは訊いておりません。

 

実は今夜は早々に自宅に帰っております。

 

別に体調が悪いとか、モチベーションが下がっているとか、クロノグラフがキライとか、そもそも時計がキライとか、そんな理由ではございません。

 

単に・・・

 

雨に降られたくないから。

(おいー)

 

実際には『なんだ、全然降らないジャン?』と思っていたのに、家に到着する5分前に降られました。

 

自分、晴れ男なんで (キリッ

(降られたよね?)

 

今日は来客が大変多く、午後はほぼほぼショップ側にいて、ランチのコッペパンを丸飲みしたのも夜でしたー。

 

そんなワケで、全くもってネタがございません。

 

ひー。

 

ブログ存続の危機。

(大袈裟)

 

んで、書く事もないので、個人的にお気に入りの工具の事を書いてみたりします。

 

 

まずはキズミー。

 

漢字だと『傷見』なんでしょうか?

 

コレクションが趣味ではないのですが、キズミは色々な種類をタクサン持っていて、小さいし絶対に必要な工具ですので、数十個は身の回りにありそうな気配がします。

(気配?)

 

個人的に一番使っているのはドイツ製の『ESCHENBACH(エッシェンバッハ)』ですねー。

 

レンズまでも樹脂製で、とにかく軽いのが特徴です!

 

ワタクシはキズミバンドを使わない、古いタイプの人間(ハトではない)ですので軽さは正義なんです!

 

あと、床に落としても壊れる心配がないですね。

むしろ床に叩き付けても跳ね返って来そう(笑)

 

樹脂製のレンズは傷も付き易いので、数年毎に買い換えているので『愛着がー』とはなりませんが、ナカナカ代わりとなるキズミには出会えていません。

 

ベンチの上、デスクの上、ショップ、自宅と全く同じキズミが、常に手に届く所に置いてあります。

キズミの便利さに慣れちゃうと、スグに手が届く範囲に置いていないと不便でなりません(笑)

 

どのキズミにも言えるのですが、目の表面からは結構な水分が出ていて、それがレンズを曇らせたりしますので、キズミの側面に通気口となる穴を開けて使うのが一般的です。

 

その穴の形状や大きさなどに時計師の個性が出たりして面白いですよ?

 

最近では最初から大きな穴が開いているキズミも売っていますねー。

 

あと、キズミと言えば黒色か、昔はベッコウ柄が一般的でしたが、最近では木製や真鍮製、アルマイトでカラフルに着色されたアルミ製や、プラスティック製でも白色や真っ赤なモノも出ています。

 

ただし、キズミの胴体の内側は黒い方が圧倒的に使いやすいカナ?

 

キズミは本当に便利ですので、時計好きの方だとお持ちかもしれませんね。

時計メーカーもノベルティで配ったりしてる位ですし。

 

お気に入りのキズミを探してみるのも面白いかと思います。

 

偶に携帯性の良さからか、宝飾用の妙に倍率の高いルーペを使っている方を見掛けますが、時計業界に古くから伝わる伝統的なルールがありまして、

 

『裸眼で30cm離れて確認できない傷やゴミは無視』

 

と言った、少々乱暴なモノがあります(笑)

 

我々も通常使用しているキズミは最大で5倍が中心で、その範疇で確認できる世界しか見ていません。

(特別な注油や確認では、それ以上の倍率も使います)

 

それ以上の倍率で確認しても、倍率が上がるほどキズミと対象物との距離が近くなるので、物理的な理由により実際には作業もできませんので現実的ではないんです。

 

ですのでワタクシの場合ですと、10倍とか20倍のルーペで確認して『ココにゴミがー!』とか『この傷がー!』と問い詰められたところで、元来の素直さが顔に出て(?)思いっ切り面倒臭そうな顔をするか(おい)、『ふっ。分かってないな』と達観して見下した表情になるのがせいぜいで(こらこら)、実際にはどうする事もできませんので御了承下さい。

 

あ、勿論常識的な範囲でのゴミなどには対応させて頂いております(笑)

 

もし『これからキズミを買ってみようかな?』と思われる方がいらっしゃいましたら、使いやすさと実用性で3倍がお勧めです。

 

 

本当はピンセットやドライバーの事も書こうと思いましたが、思いのほか長文になっちゃったので、こんなモンにしときますー。

 

また機会があれば、書いてみますね!

(誰も望んでない)

 

時計修理のご用命はゼンマイワークス

 

おっさん - ムニムニ - さぁ早く!
(03−6262−3889)

 

まで、ご連絡下さいまし。

| ZENMAIWORKS | comments(5) | -
トップの写真がドライバーだったのでワクワクしてたのに…
ぜひドライバーとピンセットもお願いします。
ちなみにドライバーの先端の角度ってどのくらいがいいんですかね。
中華製の安いやつだと妙に鋭くて、ネジ回すと先が曲っちゃったりするので、30°くらいに研ぎ直して使ってますが、プロは同じ幅の研ぎの角度を変えたドライバーとか揃えるんでしょうか。
ちなみにピンセットの研ぎ方は<https://togetter.com/li/1036718>を参考にしてます。
| トーシロキャビモドキ | 2019/09/04 1:19 PM |

なんかリンクエラーになったので再挑戦。

https://togetter.com/li/1036718

<>が邪魔っぽいですね
| トーシロキャビモドキ | 2019/09/04 1:27 PM |

ドライバーは角度を変えたのを3セット用意して近しいモノを微調整して使ってますよー?
| ゼンマイワークス | 2019/09/04 1:46 PM |

「近しいモノを微調整」ですか。
やっぱりプロは違いますね。
| トーシロキャビモドキ | 2019/09/04 8:28 PM |

いや、普通だと思いますよ?(汗)
| ゼンマイワークス | 2019/09/04 8:30 PM |










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